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145 : Ciprian Porumbescu [楽興の時]

 

 

 

Ciprian Porumbescu

 

















 

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Ciprian Porumbescu

 














 



 

ルーマニアのクラシック作曲家といえば、イヴァノヴィチ(Iosif Ivanovici,1845-1902)やジョルジェ・エネスク(George Enescu, 1881-1955)、グリゴラシュ・ディニク(Grigoraş Dinicu, 1889-1949)位しか余り知られていない。

が、実は、もっと広く深い世界が広がっているのです!!

その中の一人であるチプリアン・ポルムベスクを紹介しましょう。















 

チプリアン・ポルムベスク(Ciprian Porumbescu)ルーマニア国民楽派


 

チプリアン(チプリャン)・ポルムベスク(ポルンベスク)Ciprian Porumbescu1853-1883シポテレ・スチェヴェイ(ブコヴィナ)Şipotele SuceveiBucovina)生。

ストゥプカ(Stupca)スチャヴァ県(Judeţul Suceava)歿 

エネスク登場以前の、特に才能の豊かだったルーマニアの作曲家。

幼少の頃より楽才を現す。ウィーンに留学し、ブルックナーとフランツ・クレン(Franz Krenn)に学ぶ。

しかし、ルーマニア独立運動に参加して投獄され、29歳の若さで病により夭折。 

もし彼が長生きしていたら、ルーマニアの音楽界はどうなっていたのだろう?と思うと、非常に残念です。 

フィンランドのミエルクやスペインのアリアーガの様な存在です。 

















 
















 

●バラード(ヴァイオリンと管弦楽)(1880Balada pentru vioară şi orchestră op. 29

この曲は、事実上、ポルムベスクの代表作とされ、知名度も比較的高い。 

ネット上でも、日本語による紹介の数が割りと多い。

「望郷のバラード」という名でよく知られている。 

主にオムニバスであるが、CD数も、マイナーの割りには多いと思う。

ヴァイオリンとピアノの為の版もある。 

やはり何と言っても、題名どおり、嘆き悲しんでいるような感情的に引き込まれそうになる切なくなる様なメロディが魅力。

情に流され易い日本人好みだからか、日本でも一部で話題のようだ。



 

●ルーマニア狂詩曲(管弦楽)(1882Rapsodia română pentru orchestrăルーマニア狂詩曲といえば、エネスクの2篇が良く知られているが、こちらももっと注目されていいと思う。


 

劇的な表現や穏やかな表現、切なくなるような哀愁の表現と、起伏の激しさ表情の豊かさが、とてもいい!!だからこそ、夭折したのが非常に勿体無い!!最後は華やかに締めくくる。 ピアノ版もある。



 

●喜歌劇「新しい月」(1882Opereta "Crai nou"

彼以前にも、エドゥアルド・カウデラ(Eduard Caudella, 1841-1924)やアレクサンドル・フレヒテンマッハー(Alexandru Flechtenmacher, 1823-1898)等のルーマニア作曲家がオペラを書いているが、「新しい月」はルーマニアの本格的な最初のオペラだと、ネット上のどこかに書いてあった。 

カウデラやフレヒテンマッハーのオペラを聴かない事には何とも言えないが、少なくとも「新しい月」は、「大衆歌っぽい曲」「ワルツっぽい曲」「エレジーっぽい曲」など、魅力ある旋律に満ちた、とても聴き応えある曲だと言いたい。

Duetul Bujor - Corbu - Cor」などは特に特徴的なメロディで、印象深い。

全曲ではなく一部抜粋だが、取り敢えずCD化されてよかった!!




 

 ●Hora Braşovului

●Zâna Dunării

●Hora Detrunchiaților

●Bătrâneasca

 

これまで紹介した曲は、全て後述するポルムベスクだけを扱ったCDに収録されている。

上記の4つのピアノ曲は、そのCDに収録されている。

民族的旋律がたまらない!!
















 































望郷のバラード:演奏 天満敦子さんへの感想




 

チプリアン・ポルムベスク(18541883)作曲 望郷のバラード

ルーマニア出身の薄幸の作曲家ポルムベスクは、愛国運動のため投獄されたり、元々病弱のため29歳で夭折してしまいました。 望郷のバラード は獄中で愛する人を想って作曲したとされています。

演奏活動を通してルーマニアと交流があった天満さんに、運命的出会いの曲 望郷のバラード


90年代のある朝、NHKテレビ?で天満敦子さんが望郷のバラードのことを語り、演奏するのを見ました。
哀愁のメロディが切々と。 
胸にキュンとくる曲でした。


天満敦子さんの演奏会に友人から招かれたことがあります。
こんな部厚い音を出すストラディバリウスがあるんだ、と思うくらい豪快な弾き方、潔いですねぇ。
クラシックの演奏会では珍しい天満ファンの熱気ムンムン。 
もちろんトリは 望郷のバラード。 熱狂的な拍手~。

  
2005年のNHKスペシャルドキュメンタリー・ドラマ「望郷」
=第二次世界大戦後ソ連の捕虜収容所で出会い友情を交わした日本人とルーマニア人が、56年ぶりに再会を果たすまでを実話を基に描いたドキュメンタリードラマ= (未見です)


「遙かなる望郷のバラードチプリアン・ポルムベスク正伝」 
    竹内 祥子著:ショパン出版














 


























































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